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2010年05月04日

毎度です。金岡です。
今日は、朝早くから出勤し、ポート加工していました。
なぜ、朝早くというと、昨日からの妄想がある程度
イメージがかたまったからである。
そのイメージを忘れる前に出勤した。

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吸入ポートはTMR34を装着するので、かなりの加工をした。
吸入ポートが大きすぎると、キャブセットがばらつく。
経験済み。
しかし、大きい方がピークパワーも出るし、レヴ特性も良い方向に向く。
レース車両は大きい方が好ましいと思う。
だけど、ピークパワーだけ求めてもラップタイムになかなか繋がらないことも
経験済み。
今年のマシンは、ラム圧を利用している。
いろいろなことを妄想した結果の形状に、加工出来たと自分では納得できた。

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排気ポートは出口径φ23が自主規制値。
これ以上大きいと、何かが足らない。
回転が上がるけれども、スピードが上がらない。
シートリング径から出口までテーパー形状の加工を心がけている。

レースエンジンで個人的に目指していることは、ピークトルクと
ピーク馬力の回転差が、2000回転以内。
測定値がだいたいこれぐらいだと、レブ特性が良くなっている。
これくらいの差だと、マシンもコーナー出口からストレートに向かう時
機嫌よく走ってくれている。
この差が大きいと、コーナー出口は良いけれども、トルクと馬力の谷に
挟まれ、加速特性が悪くなってしまいがちだ。
キャブ、ヘッド、マフラー、点火装置 一連の物なので、かなり難しい
バランスを見つけなければならない。
まだまだ勉強が必要だ。

今日のバックミュージック

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この人は、まだ生きている。
こう思っているのは少なくないと思う。
40年前の曲だが、新譜が発表されている。
しかし、いい音だ!!

投稿者 necto : 2010年05月04日 11:40

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