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2010年06月10日

毎度です。金岡です。
梅雨前の貴重な晴空。
来週ぐらいから、雨っぽい。

今日は、お客様セミコンプリートエンジン組付け。

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純正部品パートごとに仕分け。
注文ミス、忘れ確認作業。

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5枚クラッチ仕様、湿式クラッチ側組付け終了。
4枚クラッチはやはりどうしても"スベリ”に対して厳しい。
オイルの性能ではなく4STミニモト、オープンクラスでは容量不足。
SPクラスは2回練習走行に1回交換ぐらいしなければ少しキツイかも・・・

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大好評! ブラックタイプクラッチケースカバー。
好みの問題だが、迫力が違う。

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ヘッドの下段取り。
摺り合せは、必ず儀式のようにする。
アタリ巾確認。
IN/EXとも良好。
一安心。
新品といえど、必ず確認。
新品でも、アタリ巾が違う(シートリングの不良・ガイドの不良)
のも確認したことがある。

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バルブスプリングの端面 左が仕上前(ノーマル状態)右が仕上後。
ダイヤモンドヤスリで端面仕上げ。
仕上なければバルブリテーナー攻撃し始める。
長持ちさせるコツの一つ。

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吸入ポート。
段差修正。

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排気ポート。
 
吸入、排気ポート共に砂落とし程度。
鈴鹿ミニモト走行するエンジンなのでこれくらいがベスト。
排気は少し大きくできそうだが、走行後のカーボンのつき具合で確認し修正。
今回は様子を見る。
排気ポートを大きくすると、トルクが逃げ込む。
吸入制限を受けている以上、ピークパワーまでの力が必要になってくる。

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ピストン ラビリンス効果を狙った溝を追加。

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シリンダー・ピストン・ヘッド コーナー面取り。

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ヘッドを締付けたところで作業終了。
明日、もう一度締付けトルク確認。
新品シリンダー・ヘッドの場合は1日寝かす。
感覚的なことだが何かが違うような気がする。

今日のバックミュージック

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METAL GODSの歓声、大合唱。
ハルフォードの存在自体がメタリック。
ハルフォードの存在自体が神だ。 


投稿者 necto : 2010年06月10日 19:24

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