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2010年06月28日

Fフォークインナーキット 補足

☆NSFスタンダードFフォークに比べ、有効ストロークを+6mm設定    

☆有効ストロークを6mm増やしたことにより初期は柔らかく奥で粘りがでる

☆有効ストロークを6mm増やしたことによりFフォークが底突きしにくくなりブレーキングが安定する

☆バネレートを0.58設定 (NSFスタンダード0.50 オプション0.55)                 

☆Fフォークスプリングのヘタリ大幅低減 (Fフォークスプリングで使用される一般的なピアノ線種とは 違 い、従来バルブスプリングに使用されるシリコンクロームバルブ線種(SWOSC-V)を採用)



Fフォークスプリング(上 NECTO 下 スタンダード)

Fフォークスプリング.jpg

Fフォークスプリング長をNSFスタンダード約233mmに比べ約240mmに設定

バネピッチを広げることによりストローク時のバネの密着防止



オイルロックピース(左 スタンダード 右 NECTO)

オイルロックピース.jpg

NSFスタンダードオイルロックピースに比べ3mm底上げしている

オイルロックピースはシートパイプを抱えるため3mm以上の底上げは危険と判断

3mm底上げすることにより、シートパイプが上部に移動しインナーパイプの可動領域が3mm増える



リバウンドスプリング(上 スタンダード 下 NECTO)

リバウンドスプリング.jpg

NSFスタンダードリバウンドスプリングに対し3mm短くしている

3mm短くすることによりインナーパイプが上部に移動し、可動領域が3mm増える

オイルロックピースの3mm底上げとリバウンドスプリングを3mm短くしたことで、
Fフォークの有効ストロークが6mm増える



シートパイプピストンリング(左 スタンダード 右 NECTO)

シートパイプピストンリング.jpg

シートパイプピストンリングの精度向上により減衰の安定

シートパイプピストンリングの精度向上により、シートパイプのオリフィス径が
有効に使え低粘度のフォークオイルが使用できる


投稿者 necto : 20:08 | コメント (0)